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この稲荷社は、「古墳の上に建つ稲荷社」と「徐福伝説」の、主に2つの見所があります。
①古墳の上に建つ稲荷社
河岸段丘の上に古墳があり、その古墳の上に稲荷社が建てられています。古墳のイメージは「死」です。稲荷社は「穀霊」を祀りますが、「穀霊」は「穀物の種」で活動せずに休止していますので、同じく「死」のイメージです。しかし穀物の種は、地に捲かれ発芽して成長します。つまり「再生」するわけです。これが稲荷の信仰です。
豊川にある五社稲荷も京都の伏見稲荷も同様に、それぞれ古墳の上に社が建てられています。
②徐福伝説
この浪ノ上稲荷社の境内には、神様の名が刻まれた石碑が数多く並んでいます。この神様の名前は、秦の始皇帝の時に日本に渡来した徐福一行のメンバーの名だとのことです。(前田豊著「古代神都東三河」より)
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